カジュアルもきれいめも、履けばなんとか様になる靴、クラークスの「Desert London」
2015/10/24
もう15年くらい前だろうか、僕が学生の頃にクラークスのワラビーが爆発的に流行った。
大概どんな格好にも合うし、スニーカーより少しだけちゃんとしているように見えた。おしゃれのことはよくわからないけど、少なくとも笑われない格好だけはしておきたいという男子は、とりあえずクラークスとジーパンをはいてシャツでも着ればなんとかなった。
ちなみに当時の僕はというとワラビーすら買う余裕がなくて、どこへ行くにもABCマートで買ったニューバランスのスニーカーだった。しかも5000円とかの安いやつだ。
社会人になっても基本的には同じだ。違うのはワラビーじゃないことぐらい。
今履いているのはクラークス・オリジナルズのDesert Londonというシンプルな形のモデル。乱暴にいえば会社に履いていく革靴のスウェード版みたいなやつ。
とにかく使い勝手がいい。デニム、チノパン、スラックスなどなんでも合う。普通の革靴よりもかっちりしすぎず、スニーカーのように履きやすいというのはスウェードならではだろう。このごろ休日でもジャケットを着たりすることがあるので、そうゆう時にも合わせやすい。驚いたのはクラークスを履いていると稀に「靴、いいね」といわれることさえある。スニーカーの時はそんなこと言われたことないのに。
「人はまず靴を見る」みたいな話があるけど、意外に本当なのかもと思った。
それにしても最近はもっぱらコンバースのオールスターかクラークスしか履いてない。もうこの2足だけで事足りるんじゃないかと思っている。サイズもわかってるので古くなったらアマゾンで同じものを買えばいいし楽だ。
あと不思議なもので、服装にあれこれ悩まされなくて済むようになってからの方が靴や服に愛着がわいてる気がする。なんでだろう。