消毒用のエタノールにも酒税がかかるって知ってた!?
この間、消臭スプレーの記事を書こうとエタノールのことを調べていた時のこと。
グーグルで「エタノール」と入力したら「エタノール 酒税」って項目がでてきたんだよね。
なんだろう?と思ってググってみたら、なんとエタノールには酒税がかかっているって話だった。
え、本当に!?
…でも言われてみたら確かにそうだよね。エタノールって要はアルコールだもん。
消毒用とは書いてあったって原料はお酒と一緒なんだから飲めてしまう。酒税法ではアルコール度数が1%以上の飲料に課税されるので、当然エタノールも対象になるというわけ。
消毒用エタノールにどんな税率がかかってるか僕には正確に分からない。
仮に焼酎と同じとしたら1キロリットルあたり20万円の酒税がかかるので、一般に売られてるエタノールの500ミリリットルボトルに対しては約100円の酒税がかかってることになる。
おお、こうみると酒税ってやっぱり結構かかるね。
さらに興味深かったのが酒税がかからないエタノールもあるということ。
それはエタノールIPAといって、エタノールにイソプロパノール(IPA)という、エタノールとほぼ似た原料を加えているもの。
イソプロパノールはエタノールよりも毒性が強いので飲料できないんだって。(ちなみにどんだけ毒性が強いかは下のサイトに載ってた。)
つまり飲めないようになってるから酒税が免除されるということみたい。
実際見てみると、たしかに値段が違うんだわ。
下のサイトにも書いてあるけど、効能はほぼ変わらない。
実際こんな事情があるとは知らずに、僕もこのエタノールIPAを買ってた。
てっきり商品名かなんかだと思ってたわ。
で、ホントはやっちゃいけないんだけど試しにペロッと舐めてみた。そしたら舌がすごいビリビリしたよ!
ちなみに似た話で、料理酒もお酢や塩を混ぜて「不可飲処置」をしているんだって。はじめて知った。
「飲めないぐらいの塩分濃度ってどんだけ?」って調べたら2%。海水が塩分濃度約3%らしいからやっぱりかなりしょっぱいんだろうね。
いやー、おもしろい。こうゆう雑学大好き。