狭い部屋のエアコン選び

      2015/06/15

そろそろエアコンをつける時期ですね。僕は去年エアコン買いました。

今は本当に安いですよ。物によっては設置工事込みで5万円もしないですから。

最初に書いておきますが、僕が選んだエアコンはダイキンの「F22PTES-W」という壁掛けタイプです。

ダイキン 6畳用 2.2kW エアコン Eシリーズ S22PTES-W-SET ホワイト F22PTES-W+R22PES
ダイキン 6畳用 2.2kW エアコン Eシリーズ S22PTES-W-SET ホワイト F22PTES-W+R22PES

超ど定番のモデル。たしか当時の価格コムのランキングでも1位か2位ぐらいの人気でした。

じゃあサクッと買ったのかというと、なんだかんだで1ヶ月ぐらい悩みましたね。

今回はこのエアコンを買うまでの経緯を書いていきたいと思います。

4畳の小さい部屋にエアコンをつける

僕がエアコンをつけた部屋はかなり狭いんです。普段はパソコンやったり工作したりする、4畳ぐらいの小さな部屋。

夏場は窓を開けて扇風機で過ごしていたのですが、まあ暑い。

「こんな小さな部屋にエアコンなんて贅沢!」

と、ずっと耐えていましたが、去年キーボードに滴る汗をみて「限界だな」と決断しました。

エアコン選びのポイントを整理

で、まず買うにあたって押さえておきたかった点は以下の通りです。

静音性
部屋が小さいので、エアコンが近い場所になるだろうと思ったんですね。だからできるだけ静音性を売りにしているタイプにしようと思いました。

サイズ
普通の壁にかけるエアコンってでかい。ただでさえ狭い部屋なのに、エアコン置いたらほとんど物が置けなくなる。しかもエアコンって、壁掛けのタイプで一番小さいサイズは6畳用なんです。部屋の大きさに比べると、存在感ありすぎです。

多少割高になっても、できるだけ小さいサイズにしようと思いました。

シンプル
シンプルな方が壊れにくい。これが僕の家電を選ぶに基本的なスタンスです。なのでエアコンも特別な機能がないもの、というか、むしろ冷房だけぐらいの方がいいと思いました。

タイプ別にエアコンを検討してみた

候補その1:窓用タイプ

最初に候補にあがったのが、窓にはめ込むタイプのエアコン。

たとえばこんな感じです↓

コロナ 窓用エアコン(冷房専用・おもに4~6畳用 シェルホワイト)CORONA CW-A1614-WS
コロナ 窓用エアコン(冷房専用・おもに4~6畳用 シェルホワイト)CORONA CW-A1614-WS

特徴は何と言っても省スペースなこと。

サイズも小さいしはめ込むタイプなので、壁掛けのように出っ張ったりしません。

あと窓用って室内機と室外機が一体になってるんですよ。なので壁に穴を開ける必要がないっていうのもいいですね。

しかし逆にそれがデメリットの原因にも繋がるんですけど、本来なら室外にあるはずのファンやコンプレッサーが内蔵されているので、どうしても壁掛けタイプより静音性が劣ってしまう。

省スペースは魅力的だったんですが、今回は壁掛けにすることにしました。

候補その2:冷房専用の壁掛けタイプ

数は少ないですが壁掛けタイプで冷房専用のエアコンというのもあるんです。

コロナ(CORONA) 冷房専用 エアコン (おもに6畳用) 室内機室外機セット RC-2215R(W)/RO-2215R ホワイト
コロナ(CORONA) 冷房専用 エアコン (おもに6畳用) 室内機室外機セット RC-2215R(W)/RO-2215R ホワイト

量販店に行った時に展示してあったので、実際に見ることもできました。サイズは冷暖房タイプよりも一回り小さい、というか平べったい感じです。

で、安い!3万円台なんですよ。冷房専用というシンプルなタイプも僕好みです。「これにしよう!」という勢いで、とりあえず店員さんを呼びました。

しかし店員さんの説明を聞いて見送りました。その店員さん、冷房専用機のことだけでなく、他の商品や性能表の見方も教えてくれました。

その店員さんが言うには、

  • 6畳の壁掛けタイプはエアコンのラインナップの中でも一番ベーシックなので、フィルターの自動清掃などのオプション機能を除けば、各社の性能は基本的にほとんど差はない。

    ———-

    追記 (2015/6/15)
    オプションの機能の中で、これはあるといいかもなと思ったものがあったのでメモ。

    再熱除湿」機能です。

    一般的な除湿は「弱冷房除湿」といわれ、要は弱めの冷房をかけているのと同じなのだそうです。除湿をかけていると寒くなるのはこのためなんですね。

    除湿にはもう一つ、「再熱除湿」という方法があります。たとえばダイキンの場合は「さらら除湿」といわれている除湿方式です。

    再熱除湿は除湿して冷えた空気を温めなおして部屋に戻すんです。なので除湿しつつも、部屋の温度は下がりすぎない。

    ただ、こちらの方式は一度冷やした空気を温めなおす手間がかかるため、普通の除湿はもちろん、冷房よりも消費電力がかかるといわれています。徐々に改良はされているようですけどね。しかも再熱除湿は比較的上位モデルの機能にしかついていませんので値段が高めです。調べた限りではダイキンのシリーズの中でも10万円以上のモデルにしかついていませんでした。

    僕はそこまで冷えすぎに敏感ではないですが、女性や赤ちゃん、お年寄りが使う部屋なら検討してもいいかもしれません。

    ———-

  • 冷房専用機は一般的に売られている冷暖房タイプと違い、インバータ装置による運転調整がないので、温度コントロールが劣る。電気代も割高になる。
  • 冷房能力は最高値だけではなく最小値もポイント。最小値が小さいほど、正確な温度調整ができる。(詳しい説明はここを見るといいです↓)

とのこと。なるほど確かに冷房専用は「冷やす」能力に問題はありませんが、調整が難しいというのはかなりネック。

狭い部屋ではちょっと使いにくそうなので諦めることにしました。

★★★

ということで、最初に書いたように、結局は一般的な壁掛けのエアコンに行き着いたというわけです。

つけてみるともう戻れません。むしろ何であんなにエアコン無しにこだわってたのかと不思議に感じるくらい。小さい部屋なのですぐ涼しくなります。

…はい。自分でも身勝手だなって思います(笑)

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