コンビニのローソンに売ってた玄米レトルト、東洋水産『玄米ごはん』とファンケル『発芽米ごはん』を食べてみた。
玄米って食べたことありますか?たぶん一回ぐらいはありますよね?
僕もあるんだろうけど、まあ意識して食べたことはない。もちろん自分で買ったこともなかった。
しいて言えばジョナサンのライスを五穀米にしたことがあるくらい。あれに玄米が入っているか知らないけど。
それがこのあいだローソンに行ったら、レトルトの玄米ご飯というのが置いてあった。「へー、今はコンビニでもこんなの売ってるんだ」と思い、面白そうなので買ってみた。
玄米って普通のお米と何がちがうんだ?
そもそも記事を書くまで玄米が何なのかはっきり知らなかった。
ひとことで言うと玄米は籾(もみ)殻を取ったやつのことだそうだ。あのイガイガの殻ね。
それでもまだ普通のお米より茶色い。この茶色が糠(ぬか)。ぬか漬けの糠はこれのこと。
この糠を削り取ると普通の白い米になる。いわゆる「精米」という作業。
ちなみに玄米のうち糠は1割、残りの9割が白米の部分にあたる。
玄米というか糠の部分には食物繊維が豊富で、しかもいろんな栄養がある。
玄米が健康にいいって言われるのはこの点みたいだ。
ローソンには2種類の玄米レトルトご飯があった
東洋水産『玄米ごはん』
一つ目はマルちゃんで有名な東洋水産の『玄米ごはん』、税込みで141円。
材料には国産玄米とpH調整剤と書いてある。
pH調整剤って何だ?と思ったのでググった。もうこの際だからわからないことは何でも調べる。そしたら変色や腐敗を防ぐための添加物だった。
パックの一角をちょっと開けてレンジで2分。
茶碗によそるとこんな感じ。ちょうど一杯分だった。
味は…うまいな、これ。
もっともそもそしてるかと思ったら、そんなことなかった。
口に運ぶときにふわっと独特な香りがするけど、気になるのも一口目ぐらい。あとは全然。
食感もタピオカみたいな食感が所々あるけど、ほとんど普通の白いごはんと変わらなかった。
これなら全然アリだわ。
ファンケル『発芽米ごはん』
二つ目はファンケルの『発芽米ごはん』。ファンケル?と一瞬思ったけど、サプリとか健康食品とかの会社だから、ファンケルにとっては王道といえば王道の商品か。
お値段税込み173円。た、高けえ。でも材料は混じりっ気なしの玄米のみ。
こっちも東洋水産と同じようにレンジで2分。量もほぼ同じ。
でも味は…こっちは東洋水産に比べるとガチな感じだった。
まずパサ感がある。「パッサパサ!」まではいかないけど。
そのかわり噛むと甘みがでてくる。
食感や香りはむしろ東洋水産より普通のご飯に近い感じがした。
ところで発芽ってなんだ?
新芽みたいのは見当たらなかったけど。
そしたらファンケルのサイトにまんま書いてあった。
気が付かなかったけど、実際はちょっと芽が出てたみたいだ。
発芽すると旨くなって、食べやすくなって、しかも栄養価が上がるらしい。いいことづくめだ。
東洋水産よりだいぶ値段に違いがあったのだけど、そうゆう手間が理由なのかな。
でも味で比べると、うーん…慣れれば気にならないのかもしれないけど、僕は東洋水産の方が旨かったかな。
ひょっとしてウチの近所のローソンだけ?
総合した感想でいうと、まずレトルトのご飯がこれほどうまいことにびっくりしたよ。
「所詮チンでしょー」って思ってたけど、炊飯器の炊き立てとほぼ同レベルのうまさだと思った。
これだったらまとめて買って家に置いとくのも全然ありです。
それにしてもローソン!
この後セブンとかファミマはどんなの置いてるかなって探したけど全然売ってなかった。てっきり流行ってるのかと思ってた。玄米すらおいてない。
さすが。商品のセレクトが尖ってるというか。
それともひょっとして、ウチの近くのローソンだけなのかな?
そこらへんも気になってるので、今度違う店舗も行ってみるつもり。