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広さ自由自在!ソーホースブラケットで馬脚の机を作ってみた

   

今までずっと無印のパイン材テーブルを机代わりにしてたんですが、作業するにはちょっとせまい。そこで幅が広い机を作ってみることにしました。

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作るのは「馬脚の机」

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今回作るのは馬脚の机です。大工さんが作業台にしたり、ギャラリーでパンフレットなんかを置いているのを見かけて「いいなー」と思っていました。

この馬脚机、ツーバイフォー材用のソーホースブラケットという金具があれば、誰でも簡単に作れるんですよ。日曜大工の経験のない女性でも大丈夫。

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ちなみにツーバイフォー材というのは、大雑把にいうと規格が決まった木材のこと。木材の太さや長さが決まっているので工作がしやすいんです。ホームセンターなら大抵売ってます。

このツーバイフォー材を適当な長さに切って、ソーホースブラケットにはめ込めば「馬」と呼ばれる机の脚ができます。その上に天板を乗せれば机のできあがり。

作り方

使ったもの

  • ソーホースブラケット(2個入り) 4セット
  • ツーバイフォー(脚) 60センチ 8本
  • ツーバイフォー(脚の渡し)50センチ 2本
  • 天板 厚さ1.9センチ×奥行50センチ×幅1メートル20センチ
  • ビス 3.8センチ 50本ぐらい
  • インパクトドライバー
  • なぐり
  • 電ノコ(ホームセンターで木材カットが頼めれば必要なし)

部材を揃えよう

ソーホースブラケット
ソーホースブラケットはホームセンターや輸入雑貨を扱ってるお店に売ってます。なければネットでも買えます。

楽天↓

アマゾン↓
FULTON 300SHB ソーホースブラケット 鉄 MD 2個
FULTON 300SHB ソーホースブラケット 鉄 MD 2個

かなり重いものでも耐えられるようで、自転車をかけたり、ベンチ代わりにつかったりも使えるようです。

いくつかメーカーがありますが、今の所一番手に入りやすいのはフルトン社のものでしょうか。馬を開閉ができるので、机を運んだり、使わなくなってしまったりするときに便利です。

天板

工作の作業台ならベニヤでもいいでしょう。大きいホームセンターなら、タモやヒノキなどの木材の板が色々なサイズでそろっているので、用途や好みに合わせて選んでください。

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僕は無印のテーブルと同じくパイン材にしました。価格も比較的リーズナブルです。厚さは机の幅にもよりますが、机として使うなら2センチくらいは欲しいですね。

厚さが薄いと天板がたるんでしまいます。ネットでも売ってますが、できれば実際見て買うのがお勧めです。送料も結構しますしね。僕はホームセンターで3300円で買いました。

ツーバイフォー材

ツーバイフォー材は脚に8本、脚の渡しに2本必要です。

ここで問題になるのが脚の長さ。僕は無印のテーブルと高さを合わせるようにしました。無印のテーブルは高さが70センチです。いろいろ調べたところ、脚の長さプラス10センチが机の高さになることがわかりました。

ただしこれは僕の買ったフルトンのソーホースブラケットの場合です。メーカーによっても違うと思うので、あくまで目安と思ってくださいね。

ということで、脚を60センチにして、脚の渡しは天板の奥行きと合わせて50センチにしました。

で、脚を60センチ、台の渡しを50センチにすると、長さは全部で5メートル80センチ必要です。

ツーバイフォー材はだいたい1.8メートルか3.6メートルで売ってることが多いで、3本だとちょっと足りない。余分になってしまいますが、1.8メートルの長さを4本買いました。余った部材は他のことに使うことにします。

ちなみに写真のツーバイフォー材の長さを見ると1820ミリとなっていますよね。この20ミリというのは端が欠けたり傷ついても切り落とせるように、わざと余分な長さを設けてるんだそうです。

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大きなホームセンターだったらカットもしてくれます。自分で切らなくて済むので、のこぎりや電ノコがなかったり、切るのが苦手なら頼んでしまうといいでしょう。

1カットにつき50円ぐらい。まとめて切ってくれるので数カットで済むし、仕上がりもきれいですよ。

ビス

あとはビスです。4センチぐらいの長さのものが50本あれば十分です。

組み立て

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ソーホースブラケットにツーバイフォー材を差し込みます。これがなかなか入らなくて結構大変。なぐりで叩いて奥までしっかり差し込みます。強く叩きすぎると金具が痛んだり変形したりするので気をつけてください。

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差し込み終わったら、ビスで留めます。4箇所とめるところがありますが、僕はそんなに重いものを載せるわけでもないので、2箇所だけにしました。

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脚ができたら渡しをかませます。これも普通はビスで留めるのですが、持ち運んだりすることが多いので渡しもビスで留めてません。

あとは天板を乗せれば完成です。

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実はそんなに安くもない

全部でかかった費用は8000円ぐらい。自作といっても実はそんなに安くないです。イケアやニトリなら同じぐらいのサイズのテーブルがもっと安く買えるかもしれません。

僕は持ち運びが簡単なこと、あと使わなくなったらバラせて部材が再利用できるので作ってみました。

無印のテーブルとつなげて快適に使ってます。

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