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ユニクロのシャツを自分で丈詰めした

      2015/12/31

ジャケットを普段から着るようになって気になりだしたことがある。

シャツの丈だ。

休日にジャケットを着る時は裾をズボンに入れずに出すこともある。しかしシャツによって着丈が長くてだらしなく見えてしまう。

特にユニクロのシャツは長い。

僕は無印とユニクロのシャツを着分けている。ユニクロのシャツは裾を出すとジャケットの着丈より長くなってしまい、タックイン(裾をズボンに入れること)の時しか着られない。

調べてみたら同じオックスフォードのシャツでもユニクロと無印とでは5センチぐらい違うのだ。(Mサイズのシャツでユニクロは76センチ、無印は71センチだった)

並べてみるとよくわかる。青いシャツが無印で白いシャツがユニクロだ。

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ユニクロは店舗によってシャツの着丈を直してくれるみたいだけど、ズボンの裾上げのように無料ではやってくれない。1枚につき1000円かかる。数枚直したら1枚余分にシャツが買えてしまう値段だ。

ユニクロのシャツは安いしサイズ感も僕にぴったりなので、本当なら全部のシャツをユニクロにしたい。だけどこの着丈問題があるので無印とあわせて買っている。

だけど思い切って自分で裾詰めしてみることにした。

長さは無印のシャツと同じ着丈の長さにすることにした。つまり5センチ短くする。

まずはシャツのカット。シャツの縁の部分から4センチの所にしるしをつけてハサミで切っていく。

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なぜ5センチ詰めるのに4センチしか切らないのかというと、切ったところがほつれないように2回折り返すから。

折り返す幅は大体5ミリくらい。つまり4センチ切って5ミリ幅を2回折り返すので合わせて5センチ短くなるというわけだ。

折り返した部分にアイロンをあてる。しっかりあてないと折り返しが戻ってしまう。

折ったところが戻ってこないように待ち針で留めたりしてたけど、2回目からはアイロンをしっかりあてると待ち針で留めなくても大丈夫だとわかった。

あとはミシンで縫えば出来上がり。

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これは最初に縫ったやつ。縫い目がガチャガチャだけど表からは目立たないし、最初は失敗すると思っていたぐらいだからむしろ上出来なくらいだ。

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右側が丈詰めしたシャツ。試着してみると切る前よりも格好がスッキリ見える。でも気持ち短い感じがした。たぶん縫う時に5ミリの折り幅が太くなってしまったのだと思う。

ということで今度は切り幅を4センチから3.5センチに縮めてみた。

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ぴったり。縫い目めも最初よりはだいぶマシになった。

結局4枚ほど丈詰めした。

最初は切るところから縫うまで1時間ぐらいかかったけど、4枚目にはもう30分ぐらいでできるようになっていた。これをユニクロで丈詰めすると4,000円かかる思うとかなり得した気分だ。しかもミシンって面白い。

シャツを直して思ったのが、服装ってデザイン以上にサイズで印象がまったく変わってしまうこと。僕らはおしゃれしようと思うとまず色やデザインに目がいきがちだけど、基本はやっぱりサイズなんだな。

逆に言えば多少センスがなくてもサイズさえしっかりしていれば、たとえ価格が安いものでもそれなりに見えるんだと思う。

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