独身に必要な生命保険とは?
2016/05/08
独身に生命保険はいらない?
ちょっと前に保険の契約内容を変えました。一部を解約したのです。
僕はJAの養老生命共済に加入しています。学生時代に親が申し込んでくれたプランをそのまま入り続けていました。
契約条件は死亡時に最高で700万円もらえるとのこと。しかし独身の身にとってはあまり意味がないなと感じていました。何より毎月8000円の支払いの負担が大きい。
ということで解約するつもりだったのですが、気になる点があったので部分解約にとどめました。
死後よりも寝たきりになった場合の保障を考える
一部を残した理由は寝たきりになった場合でもお金がもらえると知ったためです。
生命保険は死亡時のほか、事故や病気で重度の障害を患った場合でも給付金が支給される場合があるようです。僕の契約もそのような契約になっていました。
正確に言えば約款で定められた「第1級後遺障害の状態」または「重度要介護状態」になった場合に死亡時と同額の金額が支給されます。
では「第1級後遺障害の状態」または「重度要介護状態」なのか?例としてJA養老生命共済に規定されたものを紹介します。
第1級後遺障害
重度要介護状態
高度障害状態と規定している保険もある
これらの状態のことを保険用語では 高度障害状態 というそうです。
ただし注意しなければいけないのが上記の規定はあくまでJAの養老生命共済の規定という点です。
他社の生命保険の約款では異なる規定がなされている可能性もあります。たとえ同じような状態だといっても給付の対象にならないケースがありますので個別の確認が必要です。
同様に身体障害福祉法の障害等級や介護保険法の要介護状態とも異なります。(似たような意味なのでややこしいです…)
寝たきり状態になったらいくら必要なのか?
いずれにしろ、ひとり身の僕にとっては死亡時よりも寝たきり状態になった時の方が切実です。独身者が考える生命保険とは、自活できない状態になった場合に備える保障だと考える方が現実的だと思います。
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特約などを解約して保険料は毎月5000円ほどになりました。
しかし引き続き保険の見直しを考えています。高度障害状態になった場合を考えたら700万円では不十分です。
たしかにそのような状態になる可能性は低いだろうと楽観している部分もあります。しかし仮に今支払っている金額でもっと適したサービスがあるのであればぜひ見直したい。
引き続き生命保険のことを調べてみようと思っています。