ショップ店員さんに聞いた服の長持ちのコツ
2015/01/30

ちょっと前にショップの店員さんから、服を長持ちさせる方法を3つ教えてもらいました。
1.連続で着ないで服を休ませること。
2.ハンガーにかけること。
3.洗濯は必要以上しない。かわりにブラッシングをすること。
1と2は以前から知っていましたが、3はその時はじめて知りました。伸びたり擦れたりするため、生地が傷むのが早くなるそうです。
「下着のように直接肌に触れるもの以外は、ブラッシングでだいたい汚れがとれますよ」と教えてもらいました。
ブラッシングのメリット
ホコリをおとす
生地にホコリがついたままだと、雑菌が繁殖しやすくなったり、食べ物やたばこの臭いがつきやすくまります。また繊維の間にホコリがたまって目ずまりを起こし、生地が擦れて傷みやすくなります。
生地の繊維を整える
生地の繊維が絡まると毛玉の原因になります。繊維が整うことで、毛玉ができにくくなり、生地のツヤや風合いも戻ります。
型崩れを防ぐ
直接の効果ではありませんが、ブラシをかける際にポケットの中身をチェックするので、物が入れっぱなしになることを防げます。ポケットに物が入りっぱなしになると、重さで型崩れします。
ブラシのかけ方
ブラッシングの詳しいかけ方が東急ハンズのサイトに載っています。
コツはブラシでこするのではなく、払い飛ばすようにかけること。 手首のグリップを効かせるような感じです。
ブラシの種類
生地の種類によってブラシの毛を選びます。馬毛か豚毛が一般的です。馬毛はカシミヤやシルクのような柔らかい生地に適しています。僕はアクリルやウールの素材の服が多いので、豚毛のブラシを使っています。
ポイントは毛の密度。密度が高ければ繊維の間に毛先が何度も当たるので、汚れをよく掻き出せます。
本当に洗濯やクリーニングが必要か見直す
以前は一度着たら洗っていたのですが、ブラシをかけるようになって洗濯の量も回数も減り、だいぶ楽になりました。今ではブラッシングと陰干しでほとんど済ませています。
洗濯に限らず必要以上にやってしまっている習慣って、案外あるかもしれませんね。