お寺や神社の夜のお参りって、あり?なし?
先日、夜の浅草に行った。
涼しくなった街中をふらふら歩くのは気持ちがいい。浅草は夜中でも観光客で人通りも多く、街もライトアップされていて歩きやすい。
駅前の神谷バーというところで、名物のコロッケと電気ブランというお酒を飲、行き当たりばったりで見つけた神社やお寺にお参りしたりした。
(神谷バーは明治時代からやっている老舗なのですが、100席ぐらいあって大衆酒場というかフードコートっぽい雰囲気もあって、一人でも気軽に入れるのでおすすめです。)
強い日差しがなくて歩きやすく、日中とはまた違った風情があって夜の参拝もいいなーと思った。
しかしふと、お参りの時間って何か約束事があるのかなと気になった。
いろんな意見があった
調べてみたのだが、はっきりしたことはわからなかった。とくに問題ないという意見もあるし、避けた方がいいという意見もあった。
参拝時間でみてみると都内の浅草寺をはじめ、京都の八坂神社や名古屋の熱海神宮などの大きな神社お寺は夜間でも開門している。ということは一概に夜間の参拝がいけないわけではなさそうだ。
では避けたほうがいいという理由としてはどんなものかというと、おもに以下のとおり。
- 神社はいわば神様のお家。夜に人の家に訪問するのを控えるのと同じで、参拝も夜間は避けるべき。
- 日が沈んで暗くなると霊がさまよう時間になり、夜のお寺や神社には霊が集まりやすい。そのため邪気をうけたり霊に取り憑かれることもあるから避けるべき。
- 暗がりも多いので安全上、避けるべき。
あと夜中になるとお百度参りをされている方や、特殊な事情で夜にお参りされている方も多いので、できることなら明るいうちに参拝するのがいいでしょうという意見もあった。これはなかなか説得力がありますね。
参拝も空気をよむってことかな
いろいろ調べた結果、僕としては「開門していて境内の照明がついていたら基本的には問題なし。ただ雰囲気とか気配っぽいのに不安を感じたら止めとく」というスタンスだ。
一方、参拝におすすめの時間帯というのは皆だいたい同じで、(できれば晴れた日の)明け方から午前中にかけて。良い気が満ちているんだそうですよ。