百科事典をデータ化してみ?いい暇つぶしになるよ。
今、百科事典がめちゃくちゃ安い。
もちろん新品じゃなくて中古。
ヤフオクなどで調べてみると十数巻セットで定価が数万円したものが数千円で売られたりしている。
ほとんど投げ売り状態だ。
百科事典なんて重い、場所とる、その割にほとんど読まないってことで、多少安くても処分したいという人が多いのだろう。気持ちはとってもよくわかる。
でもあらためて読んでみるとやっぱり面白いんだよね。
朝日百科の『世界の歴史』という百科事典にハマる
僕はちょっと前からハマった百科事典がある。
朝日百科の『世界の歴史』という百科事典だ。たまたま図書館で手に取ったらとっても面白かった。
写真がたくさんあって、しかもその写真がなんかかっこいいんだ。
でも百科事典って基本的に貸し出していない。館内でのみ読むことができる。
それで何度か通って読んでたんだけど、だんだん欲しくなってきた。
ネットで調べたらこの百科事典はもう絶版になっていた。こうゆうのってプレミアがついちゃってるかなと思っていたら、むしろ逆。
ヤフオクで全巻そろって5000円くらいだった。
ヤフオクで落札してデータ化した
無事落札して自宅に送られてきたときはその重さにちょっとたじろいだ。20キロ以上はあったと思う。
それをそのままスキャン代行業者に送ってデータにしてもらった。(※この時依頼した業者さんは今はサービスをやめてしまったみたいだ。)
値段は他の本もまとめてデータ化したのではっきり覚えていないけど、全巻で5000円ぐらいだったと思う。
送料も合わせるとまあいい値段にはなったけど、この量を自分でスキャンすることに比べたら安いもんだ。
3か月ぐらいかかってデータになったものが送られてきた。今はそれをiPadに入れて読んでいる。
読むにはi文庫HDというアプリを使ってる。PDFデータを読むにはこれすごい便利でおすすめ。
百科事典のサイズだったからiPadでもちょっと読みにくいところもあるけど、それを差し引いても十分なくらい快適だ。だって寝転がってでも読めるんだから。
この間は旅行の新幹線の中で読んだりした。
形が変わるだけで読む習慣がまるっきり変わる
今だったらキンドルでも百科事典とかあるのかな?
でもたとえ電子書籍版があったとしても結構いい値段はするんじゃないだろうか。
それなら中古で買って自分でデータ化するというのも一つの方法だと思う。それに百科事典なら古くても内容にそれほど大きな影響はないはずだ。
データ化して感じたのは、スタイルが変わると読書の意欲も変わること。百科事典なんか最たる例だと思う。
絵や写真がたくさんあって解りやすいしとっても面白いけど、大きくなって重いっていうのは読み手にとってかなりのストレスになるんだよね。
それでも「読みたい!」っていう強い気持ちがある人は読み続けられるかもしれないけど、僕みたいな「暇つぶし」程度だと難しい。
逆にいえばそうゆうストレスがないだけで百科事典が格段に身近なものになると知った。
興味あればぜひ試してみてほしい。