掃除と整理と整頓はそれぞれ意味が違うと、最近になって気づいた。
掃除って大変だ。
もともと掃除の仕方が上手くないんだと思う。一度始めるとどんどん範囲を広げてしまってしまう。部屋を掃除していたはずが、気が付けば台所の棚を片づけてたりする。少し前まで掃除をするときはだいたい一日かかっていた。
学生の時なら自由に使える時間がたくさんあったのでそれでもよかったけど、休みが少ない今はキツい。部屋の掃除に一日どころか、半日でもかかると損した気になってしまう。
で、最近はとにかく掃除は1時間以内。長くても1時間半が限度と決めてる。
どんなに途中でもそこで切り上げた方が気持ちの負担が少ない。
掃除の中でも「整頓」を優先するようにした
そもそも掃除には3つの過程に分けられると思う。掃除と整理、整頓だ。
「掃除」は拭いたりして汚れを取り除くこと。
「整理」は物を少なくすること。捨てたり、借り物であれば返したり、使い切ったりすること。
「整頓」は物をあるべき所にしまったり、見栄えよく整えたりすること。
この3つの作業をまとめて「掃除」と呼んでいる。
けど、これを同時に全部やろうとするから大変だし、時間がかかるんだと最近気がついた。
だから一番見た目が変わる「整頓」をまず優先することにした。
整理は悩んだりするので時間がかかるし、掃除は労力の割に見た目の変化が少ない。整頓は物を元の場所に戻すだけでいいから、何も考えずに淡々とできる。
最近は、整頓→掃除→整理の順番で掃除をしている。
整理が一番しんどい
整理が一番テクニックが必要なカテゴリーだと思う。
僕は整頓の時に「これいらないかもなー」と少しでも思ったものは箱に入れておくことにしている。元の場所に戻すと埋もれていくので、とりあえず目のつくところにさらしておく。
ホントはその場で捨ててもほとんど影響ないんだけど、上にも書いたように「やっぱりつかうかも」と悩んだりするので、気持ちの部分で手間かかるんですよね。だからとりあえずしばらくはとっておいて、3か月ぐらいたってからもう一度見て決める。
掃除しない人になりたい
掃除をよくするというと、「綺麗好きなんだね」と言われることがあるけど、違うと思う。散らかすから掃除する必要があるのだ。
本当の綺麗好きはたぶん掃除ほとんどしないですよね。散らからないから。
出したものを元の場所におけば散らからないという事はわかっている。だけど他のことに気がいって、手に持っている物を無意識にどこかへポンとおいてしまう。掃除しても、そのそばから物が散らかっていく。
今も机の上の鼻をかんだティッシュを見つめながら、この文章を書いてます。
ごみ箱入れろ、自分。