いつもTシャツだった僕が、ワイシャツばかり着るようになった理由
僕は2年ほど前から仕事でもプライベートでもワイシャツを着ています。
それまではどこへ行くにもTシャツにカットソーやパーカーばかり。服は動きやすくて疲れない方がいいと思ってました。
会う人のためを思う服装選び
ワイシャツを着るようになったきっかけは、松浦弥太郎さんの『100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート』という本を読んでからです。
この本は文筆家の松浦さんが生活や仕事で心がけていることを100項目にして紹介しているエッセー集です。
そのひとつに「服装は相手への敬意の表れとする」という項目があり、次のように書かれています。
服装は相手への敬意の表れです。だからこそ、大切なのはおしゃれよりも清潔感。自己満足のおしゃれで終わらせてはいけません。
これを読んだとき、ハッとしました。
それもまでにも年相応の恰好や落ち着いた服装をすすめる記事は読んだことがありました。しかしどこか納得できなかったのです。 他人から見た印象のために好きでもない格好をするのはおかしいだろう、と。
しかし会う相手への思いやりを服装で表すという考え方はとても素敵だし、素直にいいなと思えました。
それからは休日でもなるべく襟のあるシャツを着るようになりました。
僕のおすすめするカジュアルなシャツ
僕はスーツは着ないので、持っているワイシャツはすべてカジュアルシャツです。
シャツは少しでも傷み始めたらすぐに買い換えるようにしています。早いと半年ほどで買い換えるので、安くて同じ品質のものがどこでも買えるメーカーを選んでいます。
一番のおすすめはやはりユニクロ。オックスフォードシャツは安いけど襟や袖がしっかりしていています。細身でスッキリ見えるところもいいですね。
無印良品もどんな場所にもあるのでよく買います。ブロードシャツはちょっと高いですが織り目が細かくて滑らかなさわり心地です。生地の風合いが自然でサラッとしているので、暑い時期はこちらのシャツをよく着ます。
おしゃれに興味がない人ほどおすすめ
僕は特別おしゃれが好きというわけでもありません。以前は何を着ていいのかわからずよく悩んでいました。
しかしワイシャツを着るようになってからは、シャツに合うパンツや靴という基準ができたので、とても選びやすいです。
「襟を正す」ということわざがあるように、アイロンをかけたシャツは、着るとしゃんとした気持ちになります。
休日はダラダラと過ごしてしまいがちなので、とりあえずシャツに着替えて気持ちのスイッチをいれるようにしています。