漢字は書き順どおりに書くとキレイに書ける
文字、書いてますか?
僕は日ごろノートにメモ書きしてるのでわりと書いている方だと思う。
近頃はスマホでメモるっていう人もいます。まあ、しょっちゅうスマホを握ってる昨今ですから、手書きよりフリック入力の方が早いっていう人がいてもぜんぜん不思議じゃない。明治か大正ぐらいに「筆より鉛筆の方がはえーよ」と(たぶん)言ってたのと同じくらい、当然な流れですね。
文字がうまくなりたいなと思うことがある
いや、書道やペン字をユーキャンしたいとか、そうゆうガチな方向ではないんですけど。どうしても形が変になる字があるんですよ。特に漢字。「料」とか「飛」とかね。字ってうまく書けると気持ちものってくるので、地味だけどわりと重要なことだと思う。
で、おととい発見しました。一瞬で文字がうまくなる方法。
書き順どおりに書く。
当たり前だろうよ、と突っ込まれるかもしれません。でも僕、今まで書き順ってほとんど意識したことなかったんですわ。書ければいいじゃん、って思ってましたから。
それがこのあいだ何かの拍子で、いつもとは違う書き順で書いたんですよ。そしたら段違いに書きやすい。
「うお、何これ!」と、サルがはじめて道具の使い方を発見したみたいにビックリ。あとから調べたら偶然にもそれが正しい書き順でした。
それからというもの、書きにくい漢字の書き順を調べるとだいたい違う。書き順通りに直すと書きやすくかつキレイに書ける。このレベルアップ感がたまらなくて、最近はしょっちゅう漢字の書き順サイトをのぞいてます。
書き順(筆順)は文字が整った形で実現できるための順序
書き順は一般的に「筆順」て言うらしいんで、以後は筆順って言いますね。
そもそも筆順が定められたのは昭和。文部省が作成した「筆順指導の手びき」っていうのがあって、そこにはこう書かれています。
筆順は、全体の字形が、じゅうぶんに整った形で実現でき、しかもそれぞれの文字の同一の構成部分は、一定の順序によって書かれるように整理されていることが、学習指導上効果的であり、能率的でもある。
要は漢字を教えるときに、効率よく教えられる書き方ということ。当時は筆順がバラバラで、これじゃ教える人が大変だと。そこでできるだけ統一しようという事になったんですね。でもこれがめちゃくちゃモメたっぽい。
ハラ切りですよ。むしろよくまとまりましたよね。現代だったら無理だったかもしれません。
そう考えると、筆順ってすごい貴重なノウハウに思えてきました。