消毒用エタノールと消毒用エタノールIPAの値段がちがう理由

消毒用のエタノールにも酒税がかかっているって知ってましたか?

私は先日はじめて知りました。
確かにエタノールはアルコールです。消毒用とはいえ原料はお酒と一緒ですから飲めてしまう。
酒税法によるとアルコール度数が1%以上の飲料には課税されるそうです

消毒用エタノールにかかる酒税はいくら?

酒税はお酒の種類によって税率が違います。
しかし消毒用のエタノールの税率は調べてみてもわかりませんでした。

たとえば焼酎と同じ税率だとすると1キロリットルあたり20万円の酒税がかかります。
これに従えば一般に売られてる500ミリリットルボトルの消毒用エタノールに対しては約100円の酒税がかかってることになります。

酒税のかからない消毒用エタノールもある

さらに興味深かったのが酒税がかからないエタノールもあるということ。

エタノールIPAといいます。

「イソプロパノール(IPA) 」という、エタノールに似た原料を加えて精製されています。
しかしイソプロパノールはエタノールよりも毒性が強いため飲めません。

つまり飲めないようになってるから酒税が免除されているわけです
これが普通のエタノールとエタノールIPAの値段が違う理由でした。

ちなみにどれだけ毒性が強いかは下のサイトをご参照ください。やばそうです。

エタノールIPAは普通のエタノールより安い

下のサイトにも書いてありますが、エタノールとエタノールIPAの効能はほぼ変わりません。

 

効能は変わらないのに値段は400円ちかく違います。
もしこの差が酒税だとしたら、なんだかとても複雑な気分です。

その他の酒税がかからないアルコール

ちなみに似たような話で、料理酒もお酢や塩を混ぜて飲めない加工(不可飲処置)をしているそうです。

飲めないぐらいの塩分濃度ってどれくらいだろうと調べたら2%でした。海水の塩分濃度約3%なのでかなりしょっぱいですね。