広い幅の机が欲しくて、自分で作ってみることにしました。
今回はソーホースブラケットを使った机の自作方法を紹介します。
DIYでソーホースブラケットの作業台を作る
ソーホースブラケットとは「馬脚」と呼ばれる脚のことです。
この脚を2脚用意し、上に天板を乗せると机になります。
もともとは日曜大工の作業台として使われるケースが多かったのですが、近年のDIYブームでテーブルや机として使う人が増えてきました。
専用の金具があれば誰でも簡単に作れます。
ちなみに2×4材(ツーバイフォーざい)というのは規格が決まった木材のことです。
ホームセンターなら大抵売っています。
ソーホースブラケットの材料と道具
ソーホースブラケットを作るために必要な工具と材料をまとめてみました。
部材 | 量 |
---|---|
ソーホースブラケット(2個入り) | 2個 |
ツーバイフォー(脚) | 60cm 8本 |
ツーバイフォー(脚の渡し) | 50cm 2本 |
天板 | 幅1m20cm×奥行50cm×厚さ1.9cm |
ビス | 3.8cm 50本ぐらい |
インパクトドライバー | ― |
なぐり(トンカチ) | ― |
電ノコ | ホームセンターで木材カットが頼めれば必要なし |
材料の紹介をします。
フルトン社のソーホースブラケット
ソーホースブラケットはホームセンターや輸入雑貨店などで売ってます。
かなり重いものでも耐えられるので、自転車掛けやベンチにも使えます。
いくつかメーカーがありますが、一番手に入りやすいのはフルトン社のものでしょうか。
馬脚が開閉ができるので使わないときは机を分解しておくこともできます。
パイン材の天板
天板はベニヤでも構いません。
しかしパソコン机などに使うのであればある程度厚みが必要です。
私は「パイン集合材」にしました。
集合材は価格もリーズナブルです。
机として使うなら厚さは最低でも2センチ以上は欲しいですね。
薄いと天板がたるんでしまいます。
ネットでも売ってますが送料もかかるので、できれば実際触って買うのがおすすめです。
大きいホームセンターならパインに限らず、タモやヒノキなども売っています。
用途や好みに合わせて選んでください。
ツーバーフォー材
ツーバイフォー材は脚に8本、脚の渡しに2本必要です。
ここで問題になるのが脚の長さです。
ソーホースブラケットの高さの計算方法
私は一般的な机の高さである70センチにしました。
調べたところ、机の高さは脚の長さプラス10センチになることがわかりました。
つまり70センチの机を作るには脚の長さは60センチになります。
ただしこれは僕の買ったフルトンのソーホースブラケットの場合です。
メーカーによっても違うと思うので、あくまで目安と思ってください。
脚の渡しは天板の奥行きと合わせて50センチにしました。
脚を60センチ、台の渡しを50センチにすると、必要なツーバイフォー材の長さは全部で5メートル80センチです。
大きなホームセンターであれば木材のカットもしてくれます。
切るのが苦手なら頼んでしまうといいでしょう。
1カットにつき50円ぐらいです。
タッピングビス
あとはビスです。4センチぐらいの長さのものが50本あれば十分です。
ソーホースブラケットの組み立て
ツーバイフォー材をソーホースブラケットの金具に差し込みます。
なかなか入らなくて結構大変だと思います。
とんかちやなぐりで叩いて奥までしっかり差し込みましょう。
強く叩きすぎると金具が痛んだり変形したりするので気をつけてください。
差し込み終わったら、ビスで留めます。
脚ができたら渡しをかませます。
あとは天板を乗せれば完成です。
ソーホースブラケットは安くない
ソーホースブラケット、実はそんなに安くないです。
費用は全部で8000円ぐらいかかりました。
イケアやニトリなら同じぐらいのサイズのテーブルがもっと安く買えるかもしれません。
私はちょうどいいサイズの机が売っていなかったのと、使わなくなったら部材が再利用できるので作ってみました。
参考にしてみてください。