iPod touchをうっかりコンクリートに落としてしまいました。
拾ってみるとガラスパネルにひびが。
使っていれば気にならないかなと思っていましたが、やっぱり見えにくい。
ということで自分で修理してみることにしました。
iPod touchの液晶ガラス交換に必要なもの
iPod touchのガラス交換に必要なものをまとめてみました。
iPod touch第5世代の液晶ガラス
ドライバー
私が注文した液晶ガラスにドライバーもセットでついていました。
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バキュームリフター
液晶パネルを吸盤でくっつけて引きはがす道具です。これがあるとないとでは全然違います。
iPod touchの液晶ガラス交換の流れ
さて、実際の作業ですが動画をみながら進めていきました。これが参考にした動画です。
修理過程を紹介するブログや動画をいくつか見ましたが、これが一番わかりやすかったです。
細かな部分もズームアップで見やすく途中の作業も端折ることなく一部始終を紹介しています。
動画はサクサク作業を進めていますが、実際やってみるとかなり大変でした…。
そこで私が特に苦労した場面を動画に合わせて紹介したいと思います。
液晶画面の取り外し
まず補修キットの吸盤でガラスパネルを引っ張り、空いた隙間からヘラを差し込んで徐々に開けていきます。
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初っ端ですが、この作業が今回の最大の難関でした。
動画では比較的簡単に開けてましたが僕は全然できません。
カッターで無理やりこじ開けようとしても歯が立たない。
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結局二人がかりでやっと開けることができました。
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ベリベリとはぎとっていく感じ。
途中からはガラスの破片が飛ばないようパネルにガムテープを張りました。
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ちなみに実は後日またパネルを割るのですが、そのときはバキュームリフターを使いました。
これがあるとすごく便利です。
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ねじを外す
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留めてあるネジはゴマのようです。
しかもこのネジ、場所によって微妙に長さが違います。
動画にあるように留めてあった場所を忘れないよう注意しなくてはいけません。
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ネジをうっかり落としたりでもしたら見つけるのは相当難しいと思います。
コネクトの接続
ガラスのパネルと本体の基盤はコネクタでつながっているので、一度コネクタを外します。
外すのは比較的簡単なのですが問題は取り付けのほう。
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基盤の裏側にコネクトがついていているのでつけにくい。
小さいのではまった感触がわかりにくく不安になります。
これがちゃんとついてないとタッチが感応しなかったり音が出なかったりしてしまいます。
動画では確認していませんでしたが、カメラ(フロントカメラも)やWifi、音量などが動作するかもチェックしておいた方がいいでしょう。
僕は一度直してからカメラが動かないことに気づき、もう一度パネルをはずすことになりました。
パネルのはめ込み
ガラスパネルの交換ができたらネジを留めなおしてガラスパネルをはめ込んでいきます。
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しかしまだ安心できません。
アマゾンのレビューによればこの過程で力を入れすぎるとパネルがわれる危険があるとのこと。
十分慎重にはめ込んでいったのですがそれでも失敗しました。
パネルがちゃんと締まらない。
仕方がないのでもう再度ガラスパネルを取り外そうとしたのですが、これが固くて外れない。
もう半分やけくそでガラスパネルがゆがむぐらい無理やりヘラをねじ込みました。
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自力でiPod touchの液晶ガラスを交換してみた感想
作業は3時間ぐらいかかりました。
終わった後はどっと疲れてしばらく何もできませんでした。
仮にもう一度やってみろと言われてもできる自信はまったくありません。
今回はiPod touchだから挑戦してみたものの、これがiPhoneやiPadだったら修理サービスにお願いするかもしれませんね。
iPod touchの液晶ガラスの交換、他人にはちょっとおすすめし難いです。
機械を分解するのが好きだったりする人は挑戦してみてもいいのではないでしょうか。
僕は自分で直したことで達成感と愛着がいっそう湧いたので、なかなかいい経験をしたなと思っています。

