バッハというと、中学生の音楽の授業で聴かされたパイプオルガンのおごそかな曲を思い出しませんか?
でも他の楽器で弾く曲もたくさんあって、僕はそっちの方が好きです。
さらにいえば複数の楽器ではなく、単体の楽器で演奏するタイプの曲の方が好みで、そんな感じの作品を集めてみました。(リンク先で試聴できます。)
ピアノ
Glenn Gould(グレン・グールド)
軽やかな印象の作品です。
演奏している「ゴルトベルク変奏曲」はもともとチェンバロという昔の楽器の練習曲です。現代では演奏される機会がほとんどなくなっていたのですが、グレン・グールドがこの曲をピアノで演奏して大ヒットしたそうです。
チェロ
Lynn Harrell(リン・ハレル)
ゆったりとした低音が気持ちい作品です。聴いてると切なくなるというか。疲れたときなんかにおすすめです。
弾いている曲は「無伴奏チェロ組曲」というチェロのソロのために作られた練習曲だそう。(今知りました)
さっきのゴルトベルク変奏曲も練習曲だったので、僕は練習曲ぐらいシンプルな曲が好きなのかもしれません。
ギター
Jozsef Eotvos(ヨジェフ・エトヴェシュ)
この作品もゴルトベルク変奏曲です。ギターはチェロよりも柔らかくて聴きやすい印象です。
アマゾンになくて、調べてみたら自主製作のCDらしいです。
どうしてもアルバムが欲しい場合は個人ミュージシャンの作品を多く扱う「CD Baby」というサイトでダウンロード購入できます。(リンク先で試聴もできますよ)
https://store.cdbaby.com/cd/jozsefeotvos
ハープ
Catrin Finch(カトリン・フィンチ)
またまたゴルトベルク変奏曲。ギターに似た柔らかい音と、古楽器っぽい独特の響きがいい感じです。
僕はどちらかというとギターの方が好みですが、こうやって同じ曲を違う楽器で聴き比べるのもまた楽しみ方のひとつです。
サックス
清水靖晃&サキソフォネッツ
この作品は無伴奏チェロ組曲のサックス版です。サックスってこうゆう曲も弾くんだとびっくりしました。
響く音がとても素敵なのですが、曲のいくつかはスタジオではなく、石材や鉱物の採掘場、イタリアの貴族の別荘などで収録したそうです。