玉ねぎは土の上にできる

2017/09/07


八百屋のおじさんと野菜について話していたときのこと。

「玉ねぎってのは土に埋まってるんじゃないからね。葉っぱがクタッとしてから根元のあたりが膨らんで、それが玉ねぎになるんだから。」

知らなかった。

知らなかったというか、今まで玉ねぎがどんなふうにできるかという自体、考えたこともなかった。でも聞かれたら「チューリップの球根みたいに埋まってるんでしょ?」とか答えてたと思う。「魚は切り身の状態で海を泳いでると思っている子どもがいる」という笑い話があるけど、笑えない。どんだけ世間知らずなんだ、自分。

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以前友達と飲んでいたとき、帰ろうとして店員さんに「すいません、おあいそで」と声を掛けたことがあった。

それを聞いていた友達は「それ使い方まちがってるぞ。”おあいそ”は店員がお客へ使う言葉で、お客が店員に言う場合は"お会計"」といわれてすごく恥ずかしい思いをした。そんなこと、いったいどこで覚えるんだ。

そういえば満月の日が月に1度だけっていうのもつい最近だ。それまで2回ぐらいあると思ってた。それを聞いた友達は「おいおい、学校で習っただろー」と言った。たしかに習った。

いや、でも言い訳させてくれ、知らなかったわけじゃないんだ。ぜんぜん興味がなかったからなんだ。だから「んー、2回ぐらい?」なんてテキトーに答えてしまった。ちゃんと考えれば1回だってわかったはずなんだ。

と言いたかったが、我ながら見苦しいのでやめた。世間知らずというのは、身の回りに興味がないということなんだろう。

気づいてないだけでまだまだ世間知らずなことがあるのかもしれない。いや、きっとある。
「聞くは一瞬の恥、知らぬは一生の恥」っていうけど、そもそも気が付けない時はどうしたらいいんだ。そう思うと間違えを正してくれる人っていうのは貴重だ。「お前は狼男かよ」なんてごまかさないで謙虚なろう。

・・・あれ?「知らぬ」じゃなくて「聞かぬ」だったっけ?


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