中世のヨーロッパの街は意外と汚れていた

2016/04/05


昔のヨーロッパの街は汚なかった?

ヨーロッパの昔の街って綺麗ですよね。石畳が引かれていて建物も素敵で。

小さいころテレビで『世界名作アニメ劇場』などを観ていて「いつか行ってみたい」と思ったものでした。

でも実際は違って、当時はずいぶん汚れていたと知ってビックリしました。たとえば歴史ものの映画にでてくるヨーロッパの街の描写は薄暗く、泥まみれというのも少なくありません。

調べてみたらどうやらかなり酷かったようです。

昔のヨーロッパのトイレマナー

有名なのがし尿を窓から捨ててたという話。基本的におまるのようなもので用を足して、それを窓から捨ててたらしいのです。冗談みたいですよね。歩いてる人に当たったら怒られるどころの話ではありません。「投げるからそこをどいてくれ」といって捨てていたそうです。

投げ捨てられた汚物は道路の真ん中にある溝を通って川に流れていくシステムだったのだそう。だから街はいつも汚物であふれ、雨の日の道路はヌルヌルしてたといいます。ヨーロッパで疫病が大流行したのはこのような汚物の処理構造にも原因があったらしいです。

じゃあ日本はどうだったのかというと、たとえば江戸の街はヨーロッパの街とは事情が違っていました。

近代前の日本は人糞が資源だった

トイレ事情はかなり綺麗だったそうです。

そもそも日本では人糞を農作物の肥料に使っていました。し尿は農家がわざわざお金を出して買う立派な資源。そのため都市で出たし尿は農村地へ運ばれるという流通システムができていたのです。

ちなみに中世のヨーロッパには人糞を農作物の肥料に利用する風習がなかったそうです。

モラルやルールじゃなくて、し尿自体に利用価値があったから街が汚れなかったというのが興味深いです。

現に江戸でも肥料として使える馬糞は道端に落ちててもすぐに片付けられたのですが、使えない犬の糞はそのまま放置だったそう。

「江戸の名物は犬のフン」って言葉が残っているのだとか。

参考サイト

トイレの歴史


-考えたこと