マンガ、映画、音楽…手軽に楽しめるコンテンツについて頭に入れておきたいこと

2016/10/24


うすうす感じていたことではありますが、同じ映画であっても映画館に行って観るのとDVDやストリーミングで観るのでは印象が違ってくると思いつつあります。

以前の僕はDVDやストリーミングだって映画を十分楽しめるという考えでした。

もちろん映画館には大きいスクリーンや音響の良さはあります。しかしそれは迫力や臨場感の差であって、映画のストーリーの理解に違いはないだろうと思っていたのです。

でも違うかもしれない。

そう感じたのは少し前の記事でも紹介した「マッチスティック・メン」を観た時です。

ストーリーをほとんど覚えていませんでした。

これがつまらないと感じた作品だったらまだ納得できます。でもマッチスティック・メンはとてもおもしろかった。

なのに忘れている。

「もしや…」と思い、ためしにここ1~2年の間にレンタルしたDVDの履歴を確認してみました。(ツタヤはレンタルした履歴をネットで確認できる)

やはりかなりの作品のストーリーを忘れていました。ジャケ写を見ても思い出せない作品すらあるくらい。

「二度楽しめる!」という考え方もできますが、結構ショックです。
  
 
以前、ドングリFMというポッドキャストで「ツイッターは忘れやすい」という話題があがりました。(3:45あたりです)

その中でパーソナリティーのナツメさんは、

ツイッター、マジで忘れるなと思って。0.2秒でふぁぼって、1秒楽しいなと思って、3秒後に忘れてます。

という名言を残されていました。まったく同感です。
 
ナツメさんはツイッターが無料だからという文脈で言ったわけではありません。ただ今の僕にはこのコメントが無料コンテンツの代償としてぴったりリンクしました。
 
テキストだけでなく、マンガ、音楽、映像…限りなく無料で触れられるコンテンツが日に日に増えています。

それが高いクオリティーで、観た直後は泣いてしまうぐらい感動したとしても、手軽に得られたものだったとしたら、ひょっとすると長く心に残らないかもしれない。

これは頭に入れておいた方がいいなと思うようになりました。

もちろん束の間のコンテンツに意味がないとは言いませんが、感動したものを忘れてしまう寂さはあまり気持ちの良いものではありません。

もしそうゆうものにしたくないのであれば多少の負荷、たとえばお金を出したり、足を運んだり、触れられる形として残したりと、自分なりに記憶に残していく工夫が必要なのではないかと。

大部分のコンテンツが今のようにネットを介して手軽に得られなかった時を知っている僕にとって、それは今後も直すことのできない癖のようなものかもしれません。


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