お寺や神社の夜のお参りって、あり?なし?

2016/04/28


夜の神社に行きました

先日、浅草に行きました。

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特にライトアップが良かったです。浅草寺だけでなく、隣にあった浅草神社も風情があって素敵でした。

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夜の浅草ははじめてだったのですが、今まで来なかったのが勿体ないと思うぐらいで、以来、自分の周りには「浅草に行くなら夜!」と力説するぐらい、夜の浅草が好きになってしまいました。

ただひとつ気になることがありました。夜の参拝についてです。
以前小説かマンガで「神社やお寺に夜に行くのは良くない」というのを読んだことがありました。「邪気に当てられる」とか「憑き物がつくとか」そうゆう理由だったと思うのですが。

実際に夜の参拝というのは避けた方がいいのでしょうか?

夜の参拝が良くないといわれる理由

最初に断っておくと、色々調べてみましたが 夜の参拝の是非について、はっきりとした答えはわかりませんでした。

しかし良くないと言われる理由についていくつか分かったので紹介したいと思います。

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僕と同じように夜の参拝について気になっている人は多いようで、相談記事を多数見かけました。

是非の意見は半々に分かれている印象です。良くないという意見をまとめてみました。どれも説得力があります。

  • 神社はいわば神様のお家。夜に人の家に訪問するのを控えるのと同じだから。
  • 昔の人々にとって、夜は簡単に外出できない時間。月や提灯といった僅かな灯りだけが頼りだった。そういった状況から人が動く時間ではないという認識があった。
  • 日が沈んで暗くなると霊がさまよう時間といわれている。特に夜のお寺や神社には霊が集まりやすい。そのため邪気をうけたり霊に取り憑かれることもある。
  • お百度参りや丑の刻参りなど特殊な事情で参拝する人がいる場合がある。
  • SekienUshi-no-tokimairi

  • 神社や仏閣は暗がりが多い。安全上、避けるべき。

4つ目、5つ目は現実的な側面からのアドバイスですね。特にお百度参りはできるだけ人に見られないよう願掛けするとご利益があるといわれているので、むしろ相手にとって切実な問題です。

神社によっては24時間開門している

一方で24時間開門している神社もあることがわかりました。

kashima鹿島神宮

atami熱海神宮

kanda神田明神

いずれも由緒のある大きな神社です。遠方から来た人や夜しか時間が取れない人のために開かれているのかもしれません。夜の参拝がまったくいけないという訳でもなさそうです。

陰陽道が関係している?

調べている中で気になる意見を見つけました。

この質問に対してベストアンサーに選ばれているkawatanuさんは回答のなかで、陰陽の考え方では夜は死後の世界とつながる時間であり、そこから陰の気が満ちて邪気に当たる という説明をされていました。

4016885754_16d60e7dc7_ophoto credit: Yin Yang via photopin (license)

陰陽について調べてみると、奈良の時代には「陰陽寮」という役所があったそうです。陰陽寮では天文や暦、時刻などとあわせて吉凶も占っていました。陰陽の思想は神道や仏教にも少なからず影響を与えていったといいます。

shinto神道とは何か|松岡正剛の千夜千冊

そういえば平安の貴族は悪い方角に向かわないよう回り道をする「方違え(かたたがえ)」という風習があったと聞いたことがあります。この風習も陰陽道に基づいているそうですが、元々は道教の方術に由来していると書かれていました。

方違え|ウィキペディア

こういった陰陽道や道教のジンクスの一種が、もしかしたら夜の参拝の由来になったのかもしれません。

神様もいろいろ

ウィキペディアの神社のページによると、神社は神道の祭祀施設であり、祭祀の対象は「八百万(やおよろず)の神」といわれるように 山や川の自然物から伝説上の人物、そして仏教、道教や陰陽道の外来の神も含まれる と説明しています。

神社|ウィキペティア

ということは陰陽道のジンクスを大切にする神社もあるわけで、やはり夜の参拝を避けた方が良い神社もあるかもしれません。もし夜に参拝を予定している神社やお寺があるならば、できるだけ事前に祀られている神様について調べてみるのがいいでしょう。

ちなみにですが参拝に向いている時間帯というのは皆だいたい同じで、(できれば晴れた日の)明け方から午前中にかけてがおすすめとのこと。良い気が満ちているんだそうですよ。

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