衣類やタオルに使う無香料の消臭スプレーの特徴と効き目まとめ

2016/03/30


無香料の消臭スプレーはどれ?

ときどきタオルや洋服が臭ったりします。

しばらく外干しをすればたいがい消えますが、それもなかなかできないときがあります。

そこで消臭スプレーを買ってみました。

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3種類の無香料消臭スプレーを試してみる

3種類ともすべて無香料のタイプです。「無香料 消臭スプレー」で検索してヒットしたものをざっと揃えてみました。他にはP&Gのファブリーズがありましたが無香空間とさほど大差はなさそうなので今回は割愛しました。

無香料の消臭スプレーの消臭方法の原理は「殺菌」か「洗浄」になる

一般的に消臭スプレーで消臭する場合、具体的な方法は次の3通りになります。

消臭スプレーの消臭方法
  • においの元を殺菌して取り除く方法。(細菌やカビが繁殖して出すにおいなど)
  • におい物質を中和したり吸着して洗浄する方法。(食べ物の油や体臭など)
  • においを他の香りでごまかす方法。(柑橘系やハーブ系の香りがつかわれてることが多い)

揃えた消臭スプレーはそれぞれ成分が違いますが、消臭方法は基本的にこの3つのうちのどれかになります。ただ今回は無香料なので3つ目の「ごまかす」は該当しません。つまり1つ目か2つ目「殺菌」か「洗浄」のどちらかになります。

消臭スプレーの成分

無香空間 空気と布の消臭ミスト

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成分は エタノール・両性界面活性剤系消毒剤・第四級アンモニウム塩 です。以下の通り効能別に分けてみました。

殺菌作用 エタノール
両性界面活性剤系消毒剤
第四級アンモニウム塩
洗浄作用 両性界面活性剤系消毒剤
第四級アンモニウム塩

「両性界面活性剤系消毒剤」の具体的な成分はわかりませんでした。しかし殺菌作用と洗浄作用の両方を備えているようです。第四級アンモニウム塩も同様です。

両性界面活性剤系消毒剤も第四級アンモニウム塩もネットで調べると医療関係者向けの製品サイトによくヒットしました。高い殺菌作用があるためか、医療現場などでよく使われているようですね。

Iのチカラ

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成分は ヨウ素・有機酸・シクロデキストリン です。

殺菌作用 ヨウ素
有機酸
洗浄作用 シクロデキストリン

このなかで特に聞いたことがないものは「シクロデキストリン」です。別名「環状オリゴ糖」といいます。

「環状」という名の通り形が筒状というか底が抜けたカップみたいになっています。その筒に臭いのもとを包み込んで臭いを絶つ、という仕組み。
こんな便利な物質があるのに驚きです。

シクロデキストリンはその特性から消臭だけではなくダイエットサプリにも使われているとのこと。

すこし前に ”食べた脂を包み込んでなかったことに” というようなダイエット商品の宣伝をさかんにしていたと思いますが、おそらくあれにもシクロデキストリンが入っていたのではないでしょうか。

ドーバー パストリーゼ77

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成分は 発酵アルコール・緑茶抽出物・乳酸ナトリウム・グリセリン脂肪酸エステル・ショ糖脂肪酸エステル・精製水 です。

殺菌作用 発酵アルコール
緑茶抽出物
乳酸ナトリウム
洗浄作用 グリセリン脂肪酸エステル
ショ糖脂肪酸エステル

販売元のドーバーは洋酒や調理酒をあつかうお酒の会社。ゆえに殺菌に醸造用のアルコールを使います。

ここで使っているアルコールは77%と高濃度で、消毒用エタノールとほぼ同じアルコール濃度となります。グリセリン脂肪酸エステルとショ糖脂肪酸エステルは食品乳化剤のこと。役割は界面活性剤と同じですね。

ちなみにドーバーではアルコール度数88%という高アルコール度数トップ5に入るウォッカも作っているみたいです。

半年間使ってみた感想

ずばり一番使ってるのは ドーバーのパストリーゼ77 ですね。

「効果はどれもそれほど変わらないな」というのが僕の正直な実感です。気にならないぐらいには消臭できますが、すっかりにおいが消えるということはありません。短時間ではなおさらです。

やはり他の臭いでごまかすという方法の方が効果的でしょう。ただ僕の用途はあくまでタオルなので、たとえば生ごみとかペット臭など、用途によって消臭効果に差がでてくることは考えられますね。

パストリーゼは色々なものを消毒できるのが良い

ということで、あとはもう使い勝手。

その点でいうとドーバーのパストリーゼ77は気兼ねなく使えるところが素晴らしい。

たとえばタオルの他にも「冷蔵庫がちょっとにおう」という場合にスプレーできます。食品抗菌もできるので夏場はお弁当に直接スプレーもしていました。

この頃は「何かニオったらとりあえずパストリーゼ77スプレーしておこう」っていう感じになってしまいましたね。あわせて大容量の詰め替えがあるというのもポイントです。経済的で、これなら小分けにして色々な場所に置くこともできます。

あとこれは最近知ったのですが、界面活性剤とかの「においを吸着させて洗浄する作用」はただスプレーしただけだとあまり効果はありません。

においを吸着させただけなので臭いの元は付いたままです。

ですのでスプレーしてしばらくしたら、はたいたり、はらったりして吸着したものを落とすとぐっと臭わなくなります。


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