冷え性におすすめ、サーモフォア・マックスヒートの効果と使い方

2016/09/01


足冷えがひどい

僕は冷え性です。冬は足先が冷たくなって痛いぐらい。足元が冷えているとどんなに部屋が暖かくても寒気がします。そんな話を友達としていた時、その友達が教えてくれた電気マットが 『サーモフォア・マックスヒート』 でした。

湯たんぽのような温かさ(機能)

サーモフォアの特徴はマットの熱が「湿熱」であること。

スチームオーブンが普通のオーブンに比べて熱が通りやすいという話を聞いたことありませんか?

これは「凝結熱」 という現象のためです。凝結熱とは水分を含んだ熱が物に触れたときに生じる熱エネルギーのこと。乾いた熱のエネルギーに比べると凝結熱のエネルギーの方が大きいため素早く温まるというわけです。

サーモフォアは空気中の水蒸気をマットに吸着させて湿熱に変える仕組みだそうで、普通の電気マットと違い しっとりと温まります。

温まり方は3段階(使い方)

サーモフォアには温度が調節できるタイプとできないタイプがあります。大きさもMサイズとLサイズがあり、僕が持っているのは温度が調節できるLサイズのタイプです。

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サーモフォアとフェイスタオルを並べてみました。タオルよりひと回りぐらい小さいです。コードにはスイッチがついていて、low(1)、middle(2)、high(3)の3段階で温度調節ができます。あわせて付属品としてフェルト製のマットカバーがついています。

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では実際どのくらいの温度になるのか?試しに測ってみました。

low(1)

サーモフォアに室内温度計をくるんで測ってみます。ちょっと見えにくいですが最初の温度は9度でした。

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3分経過

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6分経過

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9分経過

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10分経過

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以降はほとんど温度は上がりませんでした。ということで low(1)の温度はだいたい24度 です。

midlle(2)

今度は6分経過から見てみます。

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9分経過

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12分経過

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15分経過

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これ以降はほとんど温度は変わらず midlle(2)は44度です。温度計の表示通りお風呂のお湯ぐらいの温かさです。

high(3)

highは室内温度計では測りきれなかったので実験で使う温度計で再トライ。9分経過の時点で50度以上。一般的なホットカーペットの表面温度ぐらいです。

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12分経過

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15分経過

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ここまでのよう。high(3)の温度は62度。ちなみに僕はいつもhighにしてマットをタオルでくるんでいます。

注意点(低温やけど)

以上の通りサーモフォアの温度は高めです。そのため低温やけどに注意が必要となります。湯たんぽを販売している会社のサイトに低温やけどについて説明がありました。

低温やけどについて|タンゲ工業株式会社

これによると低温やけどを起こす時間と温度はおよそ以下の通りです。

  • 44℃では3時間から4時間
  • 46℃では30分から1時間
  • 50℃では2分から3分

このためタイマー付きのサーモフォアは20分で自動的に電源が落ちるようになっています。なおタイマー無しの方はスイッチがばね式になっていて、手でスイッチを握っている限りは通電する仕組みになっているそうです。

こんなふうに使ってます

実際僕がどのように使っているかご紹介したいと思います。

寝起き

これを使い始めて変わったのが寝起きです。冬の寒い朝はなかなか布団から起き上がれないもの。

寝起きの体温は高そうに感じますが実は低いそうです。そこであらかじめシーツの下にサーモフォアを敷いておきます。目が覚めてから10分ぐらい腰を温めます。そうするとまるでお風呂からあがった時みたいにぽかぽかして布団からも出やすい。これで寝起きがだいぶ楽になりました。

筋肉痛などの時

足が張っている時や何となく腰が重だるい時。サーモフォアを気になるところにのせて温めます。身体の芯までじんわりと暖かくなり、痛みやだるさが和らぐ感じがします。

暖房代わりに

段ボール箱の中にサーモフォアをひいて足を入れます。そして腰から毛布を掛ければ下半身はかなり温かいです。どんなに室内が暖かくても足元が冷たいと寒いと感じるものですが、逆に室内が寒くても足元が暖かいとそれほど寒さを感じないものです。

僕はある程度エアコンで部屋を温めた後は切ってしまい、あとはサーモフォアだけでということが多いですね。そうすると換気もあまり必要なくすっきり過ごせます。

電気代について

サーモフォアに限らず、電気マットは温める範囲が狭いのでエアコンやストーブに比べると電気代が安い。

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僕の持っているサーモフォアは150ワット。1時間使ってだいたい 3円から4円程度です。エアコンを500ワットとすると3分の1ぐらいの電気代で済みます。暖房とサーモフォアを組み合わせれば、電気代もだいぶ節約できるはずです。

アメリカで発明されたサーモフォア

アメリカではロングセラー商品

サーモフォアはアメリカ製。日本ではほとんど知名度がありませんが、アメリカではポピュラーな商品のようです。amazon.comには300件以上のレビューがついていました。「もう30年以上愛用している」というコメントもありました。

Thermophore MaxHeat Deep-Heat Therapy, Large, Standard|amazonthermophore

サーモフォアは元々ある療養所の器具

サーモフォアはアメリカの「バトルクリーク機器」という健康器具メーカーの商品です。バトルクリーク機器は家族経営の小さな会社のようですが、創業から80年以上という老舗です。

公式サイトによるとこの会社の商品は元々20世紀初頭にあったとある療養所で使われていた器具を市販化したものだそうです。その診療所は「バトルクリーク療養所」といい、館長はジョン・ハーヴェイ・ケロッグという医学博士でした。

BattleCreekSanitorium

考案したのはケロッグ医学博士

ケロッグ博士、実はヘルスケア業界ではかなりの有名人です。

John_Harvey_Kellogg

「バトルクリーク療養所」は博士の考案した健康器具や健康療法を実践する施設で、当時の財界人や著名人までこぞって訪れたといいます。

しかし博士の発明は今見るとかなり奇抜なものも少なくありません。そのため博士やバトルクリーク診療所の様子は小説やコメディ映画で取り上げられたこともありました。

ケロッグ博士の「世にも奇妙な」医療器具15選|ギズモード

そんな一面もありますが博士が人々の健康意識に大きな影響を与えたこともまた事実。実際ケロッグ博士の発明の多くを現代の僕らの生活の中でも見ることができます。なかでも一番有名なのが「シリアル」でしょう。シリアルは元々バトルクリーク診療所の病院食として博士が発明したものでした。

Cornflakes_in_bowl

なおバトルクリーク診療所は「セブンスデー・アドベンチスト教会」というキリスト教系の団体が運営していたそうなのですが、この団体は今も 健康で長生きする信者が多いことで有名なのだそうです。


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