秘密は腸にあり?花粉症に利く食べ物、悪化をまねく食べ物

2016/09/04


花粉症対策のための食事改善

僕はもう20年以上花粉症です。
以前は薬で抑えていましたが眠くなったりダルくなったりするので、最近はできる限り薬を飲まず、花粉症対策グッズだけで乗り切っています。

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でもやはり辛い時もあります。
そこでもっと根本的な対策ができないのか調べてみたところ、食べ物がとても関係していることがわかりました。

花粉症のメカニズム

花粉症と食べ物、一見すると関係なさそうですよね。

そもそも花粉症とは免疫のバランス異常から起こる症状だといわれています。僕は今回調べるまで「花粉症は免疫力が強すぎるから」と勘違いしていました。

私たちの身体は「免疫細胞」によってウィルスや病原菌などの "異物" から守られています。「免疫力がある」というのは免疫細胞がちゃんと働いているという意味になります。

この免疫細胞、およそ全体の6割が腸にいるといいます。

なぜこんなにお腹へ免疫細胞が集まっているのでしょう?
異物は怪我などの場合を除いてほとんどが口や鼻から入ってくるからです。腸で待ち構えている免疫細胞がそれ以上の身体の侵入を防いでくれています。

免疫細胞にはいくつか種類があり、異物の種類や侵入状況によって役割分担が決まっています。

cell免疫力とプロテクト乳酸菌の関係|サントリー

腸内の環境が良ければ免疫細胞の役割分担は適切に機能します。しかし何らかの影響で腸内の環境が悪い場合、働くべき免疫細胞がうまく働けずに別の免疫細胞が対応せざるを得なくなります。
その異常対応がアレルギー症状となって現れます。

このことからアレルギー症状を和らげるためにはまず腸内の環境を良くしようとなるわけです。

腸内の環境が良いとはどうゆう状態?

「腸内の環境が良い」とはずばり 悪玉菌と呼ばれる腸内細菌が少ない ことを指します。

腸内には「善玉菌」と「悪玉菌」がいて、この二種類の菌の勢力関係によって腸内の環境の良さが決まります。当然、悪玉菌が少ない方が腸の環境が良いです。この二種類の菌は普段、腸の内側にある繊毛の上に一緒にいるようなイメージだと思ってください。

intestine教えて!免疫力のはなし|コグセレクトサプリメント

では悪玉菌を減らすにはどうしたらいいのか?
基本的には「悪玉菌を減らす食生活」と「善玉菌を増やす食生活」を心がけることです。

悪玉菌を減らす食生活

悪玉菌の代表は大腸菌やピロリ菌です。

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悪玉菌は脂質とタンパク質をエネルギー減として活動しているといわれています。つまり、この二つ栄養素を取りすぎないように気をつければ悪玉菌を減らすことにつながります。

具体的な食べ物でいえば 肉類 です。
よく「肉の食べ過ぎは身体によくない」といわれる理由がこれです。食べ過ぎると身体に良くないのはたいがい美味しいものばかりで困りますね。

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悪玉菌は活発になると有毒な物質を発生します。
この有毒物質が身体にまわると病気になったり肌が荒れたりします。ちなみに有害物質と一緒にガスも発生するので悪玉菌が多いと口臭やおならの臭いがキツくなるといいます。気になった時は注意したほうがいいでしょう。

善玉菌を増やす食生活

一方の善玉菌の代表は乳酸菌とビフィズス菌です。
善玉菌のエネルギー源は 食物繊維 といわれ、いもや海藻、キノコに多く含まれています。

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厚生労働省では食物繊維を一日に約18~20グラム摂ることを目標とするよう勧めています。

「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書(PDF)|厚生労働省

とはいうもののかなり意識して摂らないと難しいことがわかります。下のサイトで一般的な食事でどのくらいの食物繊維が摂れるかシュミレーションしています。

1日のメニューで、食物繊維はどれくらい摂れている?|大塚製薬

食物繊維はいわゆるスポンジのようなイメージで身体に入ると善玉菌のエネルギー源になるほか、腸内にたまったガスや食べカスを綺麗にして悪玉菌の住みにくい環境にしてくれたり、腸の壁面を刺激して蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発にもしてくれます。

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善玉菌は悪玉菌に比べるとデリケートです。
人は老いてくるとどんどん腸内の繊毛がなくなっていくそうで、腸内の繊毛がなくなると善玉菌も少なります。

少なくなった善玉菌の代わりに増えてくるのが悪玉菌です。
悪玉菌は繊毛がなくなったところでも住むことができます。老いてくると免疫力が下がって病気になりやすいのはこうゆう理由からです。悪玉菌が増えると老化が更に進むという悪循環に陥るため、なるべく善玉菌を維持して老化しにくい体質に変えることを目指すべきです。

善玉菌が増えれば身体の調子もあがり、更にはアレルギーの症状の緩和にも繋がっていくということでした。

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