キシリトールだけじゃない!歯のケアに役立つ歯科医院専用ガムの比較

2016/10/09


歯磨きできないならガムを噛もう

歯磨きできない時ってありますよね。たとえば忙しくて時間がなかったり、出先で歯磨きする場所がなかったり。

そうゆう時はガムを噛むのが一番です。

理由は唾液がいっぱい出るから。口の中の細かい食べかすを唾液が洗い流してくれます。また唾液には歯をケアする働きもあります。

唾液がでればいいわけですから普通のガムでもオッケーですが、キシリトールなどの虫歯の原因にならない甘味料を使ったガムがおすすめです。

歯に役立つガムの成分

最近ではキシリトール以外にも歯のケアに役立つ成分が入っているガムがあります。

代表的なのが『ポスカ』と『リカルデント』でしょう。

実はどちらの商品名も原料が由来です。ポスカ(POs-Ca)もリカルデント(recaldent)も歯の修復に必要な成分を合成した物質なんです。

たとえば口の中の虫歯菌が増えたり、酸性の状態が続くと歯は少しずつ溶けはじめます。いわるゆ「虫歯」ですね。

歯は一度溶けてしまうと元には戻りません。

しかし初期あれば唾液に含まれる「歯を修復する成分」よって溶けた部分を穴埋めすることができるといわれています。これを 歯の再石灰化(さいせっかいか) といいます。

つまり初期の虫歯であれば自然治癒する場合があるということなのですが、ポスカもリカルデントも再石灰化をより促進させる効果があるというわけです。

市販とは違う「歯科医院専用ガム」

「歯科医院専用ガム」というのを知っていますか?

先ほど紹介した成分が通常より多く含まれているのが特徴です。

たとえばコンビニなどで市販されているキシリトールガムは甘味料のうち「50%以上」がキシリトールであるのに対し、歯科医院専用のキシリトールガムは甘味料の100%がキシリトールです。

chewing_gum2

また市販のよりも少し硬くなってます。こうすることでより咬む回数が増え、唾液がよくでるように工夫されているわけです。

ちなみに僕はオーラルケアの歯科医院専用キシリトールガムとモンデリーズの歯科医院専用リカルデントガムを併用していますが、リカルデントガムの方がかたく、甘味も抑えめで好みです。

chewing_gum1

ただリカルデントガムは最近マイナーチェンジをして味が少し変わりました。ミルキーな甘味が増したというか…。なれるまでに時間がかかりそうです。

chewing_gum3

ポスカの歯科医院専用ガムはまだ試したことがないので、今度買ってみようと思います。

一番効果のあるガムはどれ?

キシリトール、ポスカ、リカルデント…じゃあどれが一番効果が高いの?というのが誰もが知りたいポイントでしょう。

しかしこれについてはっきりとした記事やデータは見つかりませんでした。

たとえば以前、ポスカの販売元である江崎グリコは「再石灰化効果がキシリトールの5倍ある」とうたっていたもののロッテから訴えられ、敗訴しています。

訴訟(平成17年(ネ)第 10059号 広告差止等請求控訴事件)の判決に関するお知らせ(PDF)|江崎グリコ

報告書を読む限り、再現実験を行った鑑定人は適任ではなかったとして、判決に納得できないところもあるようです。

その他にも リカルデントガムがキシリトールガムよりも虫歯菌を減少させられるという記述のある研究報告 を見つけましたが、これもあまり参考にはならなそうです。

というのも、この実験で使われたガムのリカルデント含有量は日本で売られているものとはケタが違います。

日本で一般的に売られているモンデリーズのリカルデントガムに含まれるリカルデントの量は歯科医院専用でも1%に満たないのに対し、実験で使われたトライデントのリカルデントガムは10%だそうです。さらにいえばキシリトールも100%のやつではなかったようです。

ということで、それぞれの製品が他と比べてどれだけ優れているかというのは僕が調べた限りではわかりませんでした。


-ヘルスケア