台湾銘菓パイナップルケーキの味、食感、賞味期限の比較まとめ

2016/03/02


台湾銘菓パイナップルケーキ

知人から台湾旅行のおみやげにパイナップルケーキをもらいました。

しかも5種類です。

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「自分でも食べくらべをしてみたくて」ということでいろんな種類のパイナップルケーキを買ってきたそうです。

いい機会なので僕もパイナップルケーキについてまとめてみました。

そもそもパイナップルケーキとは?

パイナップルケーキは漢字で書くと「鳳梨酥」

「鳳梨」はパイナップル「酥」はクッキーのような焼き菓子という意味です。

パイナップルケーキのはじまり

今ではすっかり台湾みやげの名物になっているパイナップルケーキですが、はっきりした由来は分かりませんでした。

しかしおよそ100年程の歴史があるといわれています。

そもそも台湾では300年ぐらい前からパイナップルの栽培がはじまりました。それが20世紀初頭、日本統治時代の缶詰産業を機に大きく発展します。おそらくこのころに作られた加工品のひとつにパイナップルケーキもあったのでしょう。

パイナップルケーキの違いを知る、2つの大きなポイント

数え切れないほどあるパイナップルケーキの銘柄ですが、風味を比べるうえで重要なポイントが2つあります。

1.用途

おみやげにもらったパイナップルケーキのなかでいくつかは「賞味期限が近いから早めに食べてね」と言われたものがありました。

見たところ確かに賞味期限があと数日。

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一方で賞味期限が半年以上先のパイナップルケーキありました。これはどうゆうことでしょうか?

理由はパイナップルケーキの用途です。ずばり おみやげ用か地元用かで違います。

一つは空港やデパートなどで売られる、いわゆる「おみやげ系パイナップルケーキ」

これは保存料を添加したり真空パック包装にしたりしておいしさが長持ちするように作られています。

もう一方は地元の人たちも食べたりする手作りの「生菓子系パイナップルケーキ」です。

こちらは賞味期限が短く、2週間から長くても1か月ぐらいでした。

2.餡

もうひとつのポイントが生地の中の餡です。

パイナップルケーキの餡は 滑らかな舌触りの「ジャム系餡」と食べ応えのある「素材系餡」に分けられます。

「ジャム系餡」は老舗のものに多いですね。たとえばこんな感じです。

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ジャムといっても甘さはかなり抑えめ。

これはパイナップルと一緒に冬瓜が混ぜ込まれているためです。パイナップルの強い甘さや酸味をやわらげてなめらかな餡の食感になります。

もう一方が近年のトレンドである「素材系餡」です。

こちらは冬瓜がはいっておらず、パイナップルの果肉をそのまま餡として使っているので酸味と繊維感が特徴です。

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ちなみにこれは食べかけじゃなくて包丁で切ったものなのですが、繊維が多くて綺麗に切れませんでした。しかしこの繊維も良く煮込まれているため筋張った感じはなく、程よい食感になっています。

ジャム系餡が餡とクッキーのバランスを楽しむものだととすれば、素材系餡はあくまで餡を味わってほしいという感じなのでしょう。餡の量も多めです。

2つのポイントで分けてみた

以上の「用途」と「餡」の2要素から今回おみやげにもらったパイナップルケーキを比べてみることにします。

2要素で分類した図がこちら。

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多少補足すると素材系餡といってもジャムの中にパイナップルの素材も多少感じられるという「ハイブリットタイプ」もありました。黄色と赤色のパッケージのものがそれにあたります。

やはり生菓子系はおいしい

ではどれがおいしかったのかと言えばやっぱり地元用に作られた生菓子系の2つですね。

ジャム系餡の「李家大房」はパイナップルケーキの老舗中の老舗みたいです。

餡とクッキーのバランスがとてもいい。ほろほろとやわらかいクッキー部分はバターの香りがほんのり。パイ生地に近い印象がありました。

素材系餡の「Sunny Hills」は、今まで食べたパイナップルケーキとは全く違います。

お菓子というよりスイーツという呼び方のほうがしっくりきますね。餡の部分が限りなくパイナップルに近い。ちなみにこのお店は日本の表参道にもあるそうです。

おみやげ系の中でもおいしかったのは、黄色と赤色のパッケージの「台湾名産鳳梨酥」。

先にも書いたようにペースト状なのに繊維感もあるハイブリットな餡で、バランス感のある食べ応えでした。


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