怪我や事故で寝たきりになったら介護費用はいくらかかるのか?

2016/04/29


事故や怪我で働けなくなったらどうしよう?

先日から保険のことを調べています。今までほとんど興味がなかったことなのではじめて知ることばかり。

僕は30代の独身。フリーで仕事をしています。

そんな僕が一番心配なのは怪我をして不自由になること。大きな病気も心配ですが、体力的に考えると事故や災害で怪我を負う方が確率は高いでしょう。

少し前に手を怪我して手術をしました。指先をほんの少し切っただけでしたが一週間まともに仕事ができませんでした。たったそれだけの期間ですが仕事ができなくて本当に気が滅入りました。

こうゆう時に思い切って旅行でも行けばいいのでしょうが、何もできないのに仕事場には行ってました。

そんな調子なのに、たとえば交通事故にあって体の自由がきかなくなったりでもしたらどうなるのか。さらに誰かに介護をお願いしなければいけなくなったりしたら一体どうなってしまうんだろう?

想像しようにも何も知らな過ぎてそのことにゾッとしました。

高度障害状態になると毎月約15万円の介護費用が掛かる

自活できないような重い障害のことを保険用語では「高度障害」といいます。この状態に備えるには何が必要だろうかと考えました。

まず思いついたのがお金の問題でした。どれくらいの費用がかかるのかだけでも把握しておきたいです。

ネットで調べれば簡単にわかるかなと思ったのですが、なかなかなかズバリの回答が見つかりません。いろんなサイトを回っているうちにやっと目ぼしいデータを見つけました。

厚生労働省が行っている介護費用調査

厚生労働のサイトでは『介護給付費実態調査』といって、市町村が運営している月ごとの介護保険の利用状況が報告されています。

「調査の結果」項目の「結果の概要」から、月報をみることができます。

月報の第7表に「介護サービス受給者1人当たり費用額、要支援状態区分・サービス種類別」というのがありました。介護保険の利用者が各介護サービスを毎月いくらぐらい利用しているかという調査結果です。

「要支援状態区分」は障害状態の段階を表しています。障害の重さによって要支援1から要介護5までの7段階に区分されています。

いくつかのケースを調べてみるとおおむね 要介護2以上 になると日常のかなりの場面で介護を必要となるようです。

要介護状態区分:要介護2
  • 身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
  • 立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
  • 歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とする。
  • 排泄や食事に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とすることがある。
  • 問題行動や理解の低下が見られることがある。

国分寺市公式ホームページより

現時点で最新の調査月報(平成27年12月審査分)によると、要介護2以上の月平均費用は 14万3,000円 です。

何らかの理由で僕が要介護2以上の障害を負った場合、生活費とは別に毎月約15万円の介護費用が必要というわけです。万が一こうなったら、自前の蓄えだけではどうすることもできません。

仮に公的介護保険が受けられれば自己負担は1割~2割です。しかし受給資格は40歳から。30代の僕は対象外となります。

40歳未満が受けられる社会保険

自営業の場合

40歳未満でも受けられる社会保障は、国民年金の給付のひとつである 障害基礎年金 です。

しかし障害基礎年金から支給される金額はどんなに重度の障害でも月額10万円未満。たとえば僕の場合(独身・子供なし)で第1級障害の場合、月額で支給される金額は8万1,260円でした。(内訳:年金額780,100円×1.25)

障害年金基金も大切な保障ですが、これだけでは月額の介護費用はおろか、生活費すらまかなえません。

会社勤めの場合

会社勤めであれば前述の障害基礎年金に上乗せして受けられる保障があります。

厚生年金の給付のひとつである 障害厚生年金です。 もし業務中に負った障害であれば更に労災保険の 障害保障給付 も合わせて受給できます。

こうみるとあらためて会社勤めの福利厚生がどれだけ手厚いのかが分かります。

40歳未満の自営業は自分で保険を考える必要もある

介護保険という言葉は知っていましたが、まだ自分には関係ないものだと思っていました。

確かにまだ関係ありませんが、それは自分で介護保険に代わる備えを考えなければいけないとも言えます。

今も一応民間の保険には入っていますが、その契約内容では介護費用ぐらいしかカバーできません。生活費のことも併せて考えるとなるとやはりもっと保障の厚い契約に入り直した方がいいのではと考えはじめています。

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