ゼロから挑戦する、結婚式余興のおしゃれムービーの作り方

2016/11/24


結婚式の余興ムービーを作ることになった

友人の結婚式の余興でムービーを流すことになりました。思い出の写真や動画を使った10分程度のムービーです。

素材となる写真や動画はすぐに集まったのですが、問題は誰が映像を作るかということ。

僕の周りには映像編集の経験者がいません。「いっそ業者に頼もうか?」という意見も出ました。

しかし僕は以前からムービー作成に興味があったので作ってみたい、と手をあげました。もちろん僕も知識・経験ともゼロ。

「動画って何を使って編集するの?」という超初歩から調べて結局1か月半ぐらいかかってしまいましたが、何とか満足できる形に仕上げることができました。

今回はその時に参考にしたことを紹介したいと思います。

僕のように「とりあえず余興ムービーを何とかしたい!」という初心者向けです。

参考にしたムービー

今回、僕がムービーを作る上で主に見本にしたムービーは2本ありました。

まずはこちら。

写真の切り替わりのテンポや登場のさせ方がかっこいい。僕が作ったムービーはこれほどキレイにはできませんしたが参考になる部分はたくさんありました。

もう一つはコマ撮りしたようなムービーです。

写真の見せ方がとてもすてきだったのですが、残念ながらこちらのムービーは削除されてしまったようです…。(追記:この記事の最後の方でコマ撮りムービーのつくり方を簡単に紹介しています)

見本になるムービーは「結婚式 ムービー アイデア」や「結婚式 ムービー 参考」などで検索すればたくさん出てきます。「いいな」と思うムービーがあればどうゆう見せ方をしているのかスローで再生したり、何度も見返してみるといいと思います。

使ったソフト

ムービー作成にあたって使用したソフトソフトは以下の通りです。

ソフト 目的
Audacity(オーダシティ) 音楽の編集
AviUtl(エーブイアイユーティル) 動画の編集
Photoshop(フォトショップ) 画像の編集
DVD Flick(DVDフリック) DVDに焼くソフト
ImgBurn(イメージバーン) DVDに焼くソフト(DVD Flickとセットで使います)

一つ一つ簡単に説明していきますね。

Audacity はBGMに使う音楽を編集するソフトです。曲を切ったり繋げたり、またボリュームを大きくしたり小さくしたりその他いろいろなことができます。

BGM編集は次に説明するAviUtlでもある程度できますが、細かい編集の場合はAudacityの方が操作しやすかったです。

AviUtl は動画を編集するソフトです。ひとコマ単位で編集もできますし、映像にいろいろな効果を加えることができます。

ちなみに同じような無料の動画編集ソフトで有名なのが『Windowsムービーメーカー』と『iMovie』だと思います。いずれもWindowsあるいはMacのPCに標準で装備されているソフトです。

AviUtlとの違いは操作がとてもやさしいこと。その反面、細かい編集やエフェクトが限られています。

軽く触った限りの印象にはなりますが、ムービーメーカーは決められた様式に素材をはめ込んでいく感じでしたね。iMovieはムービーメーカーと比べるとかなり細かいカット編集ができますが、エフェクト機能はAviUtlの方が充実していると感じました。

僕は細かい調整やいろいろな効果もできるようになりたいと思ったので、あえて操作の難しいAviUtlを選びました。

AviUtlの使い方で参考にしたサイト

AviUtlの易しい使い方

Photoshop は写真を編集するソフトです。僕がPhotoshopを使った作業は「写真の色味を変える」ことと「写真の切り抜き」です。

DVD FlickImgBurn はDVDに焼くソフトです。

結婚式場はムービーを上映する際、パソコンではなくDVDプレーヤーで再生することが多いといいます。この場合、作ったムービーをそのままではDVDプレーヤーで再生することはできません。DVDプレーヤーで再生できる動画形式でDVDに焼く必要があります。

ここで紹介したソフトはPhotoshop以外、無料でダウンロードできます。

Photoshopでの作業も写真の色味を変えたり切り抜きするだけの程度であればフリーソフトで十分できますし、これを機に体験版を使ってみるのもいいでしょう。

作成にあたって注意したいこと

式場にスクリーンの画面サイズを確認しよう

プロジェクターのスクリーンのサイズは概ね2種類あります。「16:9」という幅広のサイズと「4:3」という正方形に近いサイズです。

式場は「4:3」が多いといいますが、比較的新しい式場だと「16:9」を採用しているところもあるそうです。画面サイズとムービーのサイズが合っていないと端が切れてしまったり、余白が多くできてしまいます。

ムービーを作っている途中で画面サイズを変更するのはとても面倒なので、作成前に式場に連絡して「余興でムービーを作りたいので式場のスクリーンの画面サイズを教えてください」と確認してみましょう。

ムービーはDVDプレーヤーで確認しよう

実際にDVDに焼いてプレーヤーで再生するとPC画面で見ていた時には分からなかった問題に気がついたりします。僕の場合は曲ごとの音量がバラバラだったので修正しました。PCで作業している時には特に気にならなかったのですが…。

機会があれば一度式場でテストさせてもらえるとベストですね。

【余談】3Dアニメーションを入れてみたい

ムービーの作成には上記のソフトで十分です。

しかし僕はあともうひとつソフトを使いました。Blender(ブレンダ―)といいます。

これは3Dアニメーションが作れるソフトです。ムービーのイントロに映画風のオープニングを入れるのに使いました。

Blenderは高度なソフトですが「20世紀FOX風オープニングの作り方」で検索すれば手取り足取り教えてくれるサイトや動画がいくらでもあります。

ちなみにディズニーオープニング風というのあるようです。

Blenderもフリーでダウンロードできるので興味ある人はぜひ試してみてください!

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追記(2016年11月24日)

コマ撮りムービーの作り方

コマ撮りとはパラパラ漫画のような動きをするアニメーションの事で「ストップモーション」とも呼びます。

こんな感じですね。

つくり方もパラパラ漫画と一緒です。

たくさんの写真を用意してそれを時系列につなぎ合わせてながす。

そうするとあたかも動いているように見えるわけですね。

なのでコマ撮りに必要なのは大量の写真(画像)です。

それが用意できればあとは画像ソフトで順番に流していけばコマ撮りアニメーションができます。

僕はコマ撮りはつくりませんでしたが、参考になりそうなサイトを紹介しておきます。

実は普通のアニメーションや動画も理屈はコマ撮りと一緒です。

画像の枚数が多ければ多いほど滑らかな動きになるわけですから。

ちなみにテレビのアニメは1秒間に24枚の画像が使われています。

コマ撮りであれば8枚ぐらいあれば十分でしょうか。見せ方によってはもっと少なくてもいいかもしれません。

仮に1秒で8枚の画像を使うならば 1分間のコマ撮りアニメには480枚の写真が必要になります。

全部コマ撮りアニメにするとかなり大変なので一部アクセントとして使ってもいいですね。

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