ユーチューバーとの遭遇


はじめてユーチューバーに会った。

新宿で飲んだ帰り、電車に乗り込んだらいた。さすがTOKYO、いろんな人がいる。

混んだ車内によく喋る二人組の少年がいて、彼らがユーチューバーだった。なぜユーチューバーだとわかったかというと、近くにいた女の子に「俺らユーチューバーなんだ。YouTube観る?」って話しかけていたから。

終電間際のぎゅうぎゅうの車内で、派手な男子がナンパみたいなことしてたらあまり良い気はしないと思うじゃないですか。どちらかといえば腹が立つシチュエーションです。

それがね、おもしろかったんですよ。くやしいことに。

話しかけれらた女の子も周りを気にしつつも楽しそうだったし、他の人たちも僕と同様におもしろがって聞き耳を立てていたようだった。なんというかテレビの取材を間近で観ているようだった。

もうこんなふうになってんだなーって思った。自分の身の回りにタレントがいる世界。それが別に青山とか六本木とかいう「いかにも」な場所じゃなくて、家に帰る電車で、みたいな。

 
電車を降りて、すかさず彼らが出てるYouTube番組を見てみた。今気がついたけど、あのとき車内にいた人達も彼らの番組を観ているんじゃないか。もしそうゆうのも計算してあの場で騒いでたとしたら、あのふたり、大したもんだ。

そこそこ人気のユーチューバーだった様子。ファンサイトなんかもあった。一方で彼らにまつわる良くない噂を暴露するサイトもあった。アマチュアとはいえ、人気がでると面倒なこともでてくるだろう。むかしイベントプロデュースみたいなことをやっている人が「どんな集まりでもだいたい2000人を超えると厄介な人がやってくる」といっていたのを思い出した。芸能事務所に所属してればそうゆう厄介事もマネージャーが対応してくれるんだろうけど、そこが個人でやることのつらいところだ。

そんなどうでもいいことをつらつら考えてたらあっという間に家についた。
ほんと、いいものが見れた。


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